THEポジティブなお姫様『ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~』ネタバレ・感想
なんだか、うまくいかない・・・言いたいことも言えないし。
そう言うときもあるよね。そんな時は、THEポジティブなお姫様が入れ替わりを経て最強になる漫画でも読んでみて!
最強って(笑)
コミック:尾羊英
原作:中村颯希
キャラクター原案:ゆき哉
表紙の見た目はライトノベルっぽいね。
原作は、小説『ふつつかな悪女ではございますが』です。
同じ題名なので、ネットで購入するときは、気をつけてください。
こちらが漫画↓
ふつつかな悪女ではございますが 1/尾羊英/中村颯希【3000円以上送料無料】 価格:740円 |
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ふつつかな悪女ではございますが2 雛宮蝶鼠とりかえ伝 (一迅社ノベルス) [ 中村 颯希 ] 価格:1,320円 |
原作の小説は、当たり前のように先に進んでいます。
小説を読んでしまえば、簡単にネタバレができるけど、やっぱり絵を見て楽しんでほしい作品です。
↓こんな人にぜひ読んでほしい↓
- ポジティブになりたい
- 異世界が好き
- 凝った絵が好き
あらすじ
殿下の胡蝶と呼ばれる黄 玲琳は、才色兼備な雛女(ひめ)である。刺繍は素晴らしく、筆を持てば美詩を連ね、舞を踊れば泣き出す者がでるほど。慈愛深く虫も殺さない彼女だが、欠点が一つあった。それは、体が弱い事。病弱な体ゆえに倒れることもしばしばあるが、それが彼女をより美しい者に変えていた。一方、雛宮のどぶネズミを言われ嫌われている朱 慧月は、同じ雛女であるが無能無才、卑屈な性格で皆から嫌われていた。そんな両極端な二人の身体が入れ替わってしまう。慧月が、玲琳を妬み高楼から突き落とすと同時に道術で身体を入れ替えたのである。美しさと皆からの信仰を手に入れた慧月。醜く、皆から嫌われ者になってしまった玲琳。しかし、玲琳は鋼のメンタルの持ち主で、降りかかる試練を次々と乗り越えてしまう。
鋼のメンタルっていまいちわからないだよね。ただ、我慢強いってこと?ん
逆境を跳ね返す精神のことだよ!玲琳の場合は、むしろ楽しんでいるけどね!
感想・ネタバレ
玲琳を突き落とした罪で、牢獄に入れられてしまった玲琳(体は慧月)。そこは、ネズミや虫が這い回り、普通の人であれば数刻で正気を失う場所。だが、玲琳にはなんてことない場所だった。ネズミは、日ごろ研究でお世話になっていると言うし、虫はネズミの餌として素手で捕まえてしまうほど。皆から嫌われている慧月の体になっても現実をすんなり受け止めるどころか、慧月の健康な体を手に入れて喜ぶのだ。
話が進むにつれて、嫌がらせがエスカレートしていきます。
獅子と一緒の檻に入れられて、生きていたら無罪。
とか
廃墟と化した食材庫に追放されたり。
とか
女官が嫌がらせしてきたり。
とか色々ありますが、その度に玲琳はその困難に立ち向かっていきます。と言うか、困難を困難と思っておらず楽しんでいます。言いたいことは、どんな方にも物怖じせずに伝える彼女の芯の強さは、素晴らしいと思います。特にすごいと感じたのは、
獅子と一緒の檻に入れられたときに平然としている玲琳が怖くないのかと問われると
「嚙まれる前から痛がっていては、体力が持ちませんでしょう?」
と平然と言い放つ姿。
つまり起こる前から不安になっていては、体がもたない。と思っています。確かに、日頃体調を崩しやすい彼女だからこその考えだとは思いますが、扱いが全く違うのにサラッと言えるのが凄いです。
・困難が起きたときの玲琳のセリフ
・嫌がらせを楽しむ姿
・玲琳と女官莉莉の絆
熱血ポジティブって感じじゃないんだね。なんか、品がある強さって感じだね。
ビクビク生きるよりも時の流れに身を任せるお話だね!
でも、『雛女』とか『女官』とか難しい言葉が出て来るから、理解できるかな?
よし、じゃぁ次は詳しい設定を教えるよ!
『ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~』の詳しい設定は、近日公開予定!!
楽しみにお待ちください。
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