ゼロサムオンラインで公開『ふつつかな悪女ではございますが』十話ネタバレ・感想
まずは、途中からで申し訳ありませんが、今回からゼロサムオンラインで公開された話のネタバレ・感想を書いていこうと思います。
ゼロサムオンラインは、約一ヶ月で前の話が読めなくなってしまうので、おさらい感覚として読んでいただけると嬉しいです。
前回までのお話
中元節の儀に出なくてもいい。と言われていたが、莉莉を苦しめた金家の雅容を見つけるために出席した玲琳を莉莉。しかし、金家の雛女である清佳に問うも雅容を見つけることはできなかった。その時、玲琳(慧月)が倒れ危篤状態であると知らせが来る。玲琳は、薬を届けたいと申し出るが、断られてしまう。食い下がる玲琳に尭明は一晩中弓を引いたら黄家も許してくれるだろう。と言われ、玲琳は弓を放つ。一刻ほどで黄家の人々は根負けして、他の者達からももう止めるように言うが、一晩中と言われたから。と止めようとしなかった。丁度三刻ほどたったころ、玲琳(慧月)の意識が戻ったと知らせが来るが、同時に今度は玲琳が倒れてしまった。
十話の内容
主に尭明の話でした。玲琳と初めて出会ったころの尭明は、人間不信に陥っていた。絹秀はとても玲琳のことを褒めていたが、尭明は半信半疑。美しい舞を舞う玲琳の姿に感動をするものの、褒美の化粧品を選ぶ姿に幻滅する。絹秀は、尭明に化粧品を選ぶのを手伝ってあげるように言い、二人っきりにさせる。そう、二人っきりにさせたのは、絹秀に考えがあってのことだった。
二人っきりで化粧品を選ぶ玲琳は、尭明が言っている言葉の裏を言い当てる。鋭い指摘にびっくりしながらも、なぜ玲琳は化粧をするのかを問うと
「わたくしの顔色がよいと皆さまが嬉しそうな顔をなさるからでございます」
と笑顔で答える。そんな玲琳の姿に尭明は、心を奪われてしまったのだ。
食料庫で、玲琳が目を覚ましたころ、玲琳(慧月)が意識を取り戻した。と伝えに冬雪が来る。喜び玲琳だが、冬雪は別な感情を抱いているようだった。
「あなた様が・・・玲琳様なのですね!?」
泣きながらそう訴える。
感想
尭明が玲琳を好きになった理由が分かったような気がします。上に立つ者は、周りから指摘されることに慣れていないのか、指摘されると新鮮に感じるようですね。絹秀も尭明の考えを見通していたようで、わざと玲琳に指摘させたみたいでした。黄家の人達は、頭がよいようです。そして、冬雪が玲琳が入れ替わったことに気付いたのはなぜか。今までとは違うことをわかるかと思いますが、こんなに早く気付くとは・・・これからどうなってしまうのか気になりますね!
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