『ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~』をより楽しむための解説
前回に引き続き『ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~』だよ!
内容は面白いんだけど、ちょいちょいわからない所があるんだよね。そこがわかれば、もっと楽しめるのに…
そう思っている方は、少なくないはず!
実は私もよくわからない部分があったけど、なんとなく読んでいた人です。
でも、度々「?」ってことがあり、話がよく分からなくなったので、今回は私がよく分からなかった部分を中心に解説していきます。
感想・ネタバレはこちら↓↓
↓このブログでわかること↓
- 雛宮・雛女とは?
- 儀式のこと
- 玲琳が住んでいる食料庫のこと
雛宮・雛女とは?
どちらもこのお話独自の言葉のようです。
雛宮
雛女達が暮らす後宮で、玄家、藍家、朱家、黄家、金家の五家が協働して婚姻前の女の子を集め、その時代の一番の女性である妃が、淑女教育を受けるための学び舎。
簡単に言うと五家のトップの女性が選んだ女の子を品のある女性に育てる学校。と言うことです。
雛女(ひめ)
学生であり、妃とは母子にも近い関係である。のちの妃になるために勉強をしている。
雛女になれるのは、五家の血筋の者だけ。
五家で競う理由
妃にはランクがあり、
皇后→貴妃→淑妃→徳妃→賢妃
の順で権力がある。
五家の妃と姫
- 黄 絹秀(皇后)・・・黄 玲琳
- 朱 雅媚(貴妃)・・・朱 慧月
- 金 ? (?) ・・・金 清香
- 藍 ? (?) ・・・藍 芳春
- 玄 ? (?) ・・・玄 歌吹
?の部分は、まだ登場していないのでどの地位なのかはわかりませんでした。
設定としては、中国?版大奥。と言った所でしょうか。
世継ぎを生むために!と言う大奥とは違い、雛女の段階ですのでドロドロな話ではないので、読みやすいと思います。
儀式のこと
獣尋の義
容疑をかけられた人間と獅子を同じ檻に入れて、
食べられなければ無罪
食べられたらそのまま死罪
となる。
魂が気高ければ獣に襲われない。と言う故事にならった儀式。
※1巻で出てくる儀式この一つだけでした。これから増えれば更新していきます。
玲琳が追放された食料庫
玲琳(慧月)を突き落とした罪で、獣尋の義で無罪になった慧月(玲琳)が追放された食料庫。玲琳は、とても喜んで暮らしていますが、どんな場所でしょうか。
場所
藍家との境にある。
木を司る藍家の側にあるので、植物を育む気に満ちている。
食料も薬草も面白いほど生える。
菰角(真菰)
特定の草の幼苗に黒穂菌が寄生すると筍のような触感になる。
未知の植物
玲琳が未知の植物。と言っていた植物は、絵的にラフレシア?
東南アジアに分布する珍しい花。
世界最大の花と言われている。
冬虫夏草
きのこの一種で、土中の昆虫類に寄生した菌糸から地上に子実体を作る。
ここまで、疑問に思っていたことを書いていきました。
これを踏まえて読んでいくと読みやすいかと思います。
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これから、2巻、3巻と進むにつれてわからないことや新たにわかったことなどが出てくると思います。その度に更新をしていこうと思うので、よろしくお願いします。
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