『いびってこない義母と義姉』母:鴻蔵てるはどんな方?
今回は、てるさんの紹介だったよね!最初見たときは、めちゃくちゃ怖い人だと思ったよ。
見た目がインパクトあるからね。でも、子煩悩で素敵な方なんだ。
鴻蔵てる
- 鴻蔵家の次女
- 綺麗に纏めたグレーヘア
- 和服を着用
- 心がとても広い☆
- 多彩な才能☆
- お茶目☆
- 家族だけではなく、周りにも気遣いができる☆
ここからは、☆マークの付いている部分を解説していくよ!
『いびってこない義母と義姉』の感想・ネタバレはコチラ↓↓
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心がとても広い
てるさんは、とても広い心を持っています。庶子である美冶を受け入れるだけではなく、美冶自身の気持ちを一番大事にしてくれます。実の子供であるまりかやありさにも小さなころから家族の形について教えていることから、その肝の座り方は素晴らしいものです。特に印象的なのが、第1話で美冶が、てるのことを「おかあさま」と呼ぶと注意する場面。
「お前のおかあさんは、女手一つでお前さんを育てたご母堂です」
と言い母との思い出を上書きをしてはならない。と伝えています。普通は呼び方までは気が回らないですよね。それでも、その言葉への重さを考えて母と呼ばなくてもよいとは、なんと心が広いのでしょう。
びっくりするほど多彩な才能
名家の奥様ですから、多少の才能を待ち合わせていても不思議ではありませんが、てるさんはびっくりする才能の持ち主。
飾り刺繡・・・第4話では、美冶の実母の形見のハンカチを飾り刺繍で補強する。
金継・・・第7話では、美冶が欲しいと言った小物入れがかけていることを知り、金継で補修。
絵・・・『過酷な労働編』では、婦人会絵画倶楽部にも所属している。
小物入れが欠けていたからと言って、金継で補修するなんてびっくりです。何かを作ると言うよりも修繕等で発揮するのは、その道の専門家たちの仕事を奪わないようにでしょうか?手袋や靴などは、買いに行ったり、職人を呼んだりして作ってもらっています。
これからどんな才能が明らかになるのか楽しみです。
お茶目な一面もある
怖い見た目のてるさん。もちろん決まりや躾などには厳しいですが、まるで少女の様にお茶目な一面もあるんです!第3話では、眠れない美冶に付き合ってトランプをしたり、クッキーを食べたりするまりかとありさ。そこに隠し扉からてるさんが現れ
「夜は枕投げと恋のお話でしょう」
と嬉しそうに言います。どうやら、遅くまで続いたようで、てるさん以外は寝坊をしたようです。てるさんの恋の話、きいてみたいですね!
家族だけではなく、周りにも気遣いができる
てるさんが気遣いをできるのは、家族にだけではありません。使用人の休みの内容まで把握し、お見舞いに行くメイドには、庭の花を持たせてあげます。第7話の買い物のお話では、お店の接客係争奪戦が行われるほどです。争奪戦が起こると言うことは、てるさんがとても気持ちよく買い物をしてくれるからでしょう。
表紙からでもわかるほど、見た目のインパクトが強いてるさん。このインパクトと言っていることのギャップが、この漫画の面白さです。そして、厳しさの中にも優しさ、面白さがあるから、まりかもありさも気遣いのできる優しい子に育ったのだと思います。
てるさんは、いろんな意味で最高のお母さんだね!
次は、いよいよ主人公の美冶について紹介するよ!!楽しみにしててね!
その他、
義母のてるをくじらさん。
長女まりかの声を伊藤彩沙さん。
主人公の中村美冶を速水沙織さん。
が担当。
思ったより、まりか、ありさの声が可愛くてびっくり!!
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